祖父 専吉が館林で料理旅館「一柳亭」を開業する時、親交の深かった文豪 田山花袋さんに店名を相談したところ、石島一柳と言う弓術の号を持っている事を知り、それではその号を取って、一柳亭ではどうかと言われ、筆を取り一柳亭と書き上げました。
その割烹店を「一柳亭」と命名し、お店は繁盛したそうです。
その後、栃木県、川治温泉に「一柳閣」と名前を変えて、温泉旅館を営むようになりました。
当館は、四男だった亡き父が熱川温泉で旅館を始めるように成り、
熱川温泉一柳閣として一柳閣の5店舗目に成りました。
現在直系で運営する一柳閣は、熱川だけとなってしまい、本家からそちらで預かって欲しいと連絡があり、
当館で大切に保管する事に成りました。
これからも、祖先の気持ちをくみ家業としての旅館を守って行きたいと思います。
ご愛顧頂いているお客様に感謝し、努力して参ります。
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