【熱川囃子】
作詩者:島田馨也 作曲者:鈴木哲也
一、伊豆の熱川 浮世の外に
熱い情けの お湯が湧く
湯の香湯煙り 岩間の花も
赤い袂を 靡かせて
サテヨホホイノホイ
伊豆の熱川お湯が湧くアラソウズラヨ
二、鳴くな鵜の鳥 天城は小焼
暮れりや 磯打つ波の音
恋の御神火 燃え立つ頃は
何故か燃えます 胸の火も
サテヨホホイノホイ
伊豆の熱川お湯が湧くアラソウズラヨ
三、飛んで行きたや 翼が欲しい
三宅八丈は 風だより
夢の大島 別れの雨に
ぬれて下田の 通ひ船
サテヨホホイノホイ
伊豆の熱川お湯が湧くアラソウズラヨ
四、吹けよ汐風 南の風に
蜜柑色づきや 紅襷
えくぼちらりと 姉さん冠り
手籠抱えた 村娘
サテヨホホイノホイ
伊豆の熱川お湯が湧くアラソウズラヨ
五、伊豆の熱川 いでゆの里を
きつと忘れず 又来てね
露を含んだあの娘の 眼にも
名残り惜しさが 先に立つ
サテヨホホイノホイ
伊豆の熱川お湯が湧くアラソウズラヨ
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